ケニアのナイロビで半日ツアーに参加しましたので、レポートさせていただきます。
今回はケニアのナイロビで夕方のフライトまで半日時間がありました。半日ツアーでナイロビの有名観光地をカバーできるツアーに参加してきました。
ナイロビの滞在時間
今回のナイロビ滞在は下記の通りになります。
・5/5・・・マサイマラ国立保護区 ⇒ ナイロビ14:30
・5/6・・・ナイロビ半日フリー ナイロビ空港18:00ーアディスアベバ20:00
ナイロビ市内で半日を観光用にスケジューリングしており、半日でナイロビの観光地をカバーできるツアーに参加することにしました。
現地ツアーはどこで探す?
今回、現地ツアーを探したサイトは「GetYourGuide」という海外ツアー掲載数No1のサイトです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
予約をしたツアー
私が予約をしたツアーはこちらになります。
半日でナイロビダウンタウンの主要観光地を回れるツアーです。
朝6時にナイロビのホテルでピックアップしてもらい、12時~13にはホテルに戻るプランになります。


実際にナイロビ半日観光に参加してみた
では、実際に参加してきましたので、レポートいたします。
- 送迎
- ツアー中身
- ガイド
- 費用(ツアー外費用)
- チップ
こちらの順でレポートします。
送迎
まずは送迎です。
こちらは15分程度の遅れでした。
朝6時にホテルへピックアップでしたが、到着したのは6時15分頃です。
私が最後のようで、車の座席は私のところ以外埋まっていました。
全部で7人(運転手兼ガイド除く)のツアーです。
ツアー中身
スケジュールは下記でした。
- ナイロビ国立公園サファリ
- デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ トラスト野生動物の観察(象の孤児院)
- ジラフセンター野生動物の観察(キリンセンター)
予定には無かった行先
- ビーズ工場

予定の3か所全てに行っていますが、もともとの予定には無い、ビーズ工場にも行っています。
ナイロビ国立公園サファリ
ナイロビ国立公園の特徴
ナイロビ国立公園(Nairobi National Park)は、ケニアの首都ナイロビに位置するサファリパークで、世界的に珍しい都市と隣接する国立公園です。首都のすぐ近くにも関わらず、広大な自然と豊富な野生動物が観察できるのが特徴です。動物の奥に、ビルが見えたりする光景が見られるという特徴があります。
ホテルから車で走ること15分程度でナイロビ国立公園に到着です。
ここでまずトラブルです。
到着したは良いものの、なかなか園の中に入れません。入園料の支払いに手間取っているのか、全く入園できず、時間をロスします。ガイドはここに来たのが初めて?と思う程、なぜこんなに時間がかかるのかわかりませんでした。
- 6:35・・・ナイロビ国立公園到着
- 7:15・・・ナイロビ国立公園入場
40分も入園に時間がかかりました。

待っている時間に、遠目にマサイ族がいます。
観光地のマサイ族なので、これから来る観光客の為に、歌の練習などしていました。マサイ族の写真を撮ること自体が有料となっており、遠目から写真を撮ろうとすると注意されました。

いよいよナイロビ国立公園のゲームドライブがスタートです。
ナイロビ国立公園のサファリの特徴と言ってよい、広大な自然の奥に都市のビルが見えます。

ガゼル

カバ
カバ越しのビル群が新鮮です。

キリンも多くいます。
キリン越しの高速道路です。


ライオンもいます。


こちらはサイです。
マサイマラ国立保護区では、サイを見ることができず残念でしたが、ここナイロビ国立公園では、多くのサイを見ることが出来ました。

たくさんの動物を見て、ナイロビ国立公園は終了です。
時間にして、約2時間15分程度のナイロビ国立公園サファリツアーでした。
デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ トラスト野生動物の観察
ナイロビ国立公園の次は、デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ(象の孤児院)に向かいます。
- 10:30・・・ナイロビ国立公園出発
- 10:45・・・デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ入場
デイビッド・シェルドリック ワイルドライフとは?
デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ・トラスト(Sheldrick Wildlife Trust)は、ケニアのナイロビにある、孤児になった子象や、けがをした野生動物を保護・リハビリテーションする非営利の組織です。特に、育児放棄や迷子になった子象を救い、野生に戻すための活動が有名です。
本当に目の前に巨大な象が現れます。
ミルクを飲んだり、草を食べる姿をずっと見ることになります。

時間にして、約1時間のゾウの孤児院でした。
KOBE TOUGH beads & leather
ゾウの孤児院の次は、予定のない、ビーズ工場です。
- 12:00・・・デイビッド・シェルドリック ワイルドライフ出発
- 12:15・・・KOBE TOUGH beads & leather到着
この時点で既に12:15です。13時にはホテルに戻りたいのに、これからビーズ工場の見学とジラフセンターに行かなくてはいけませんが・・・
不安しかありません。
KOBE TOUGH beads & leatherとは?
ここは女性支援のために作られていて、働いているのは全員女性です。
シングルマザー、孤児、そして未亡人を支援しています。
ビーズ作りの技術を教えることで、彼女たちに自立可能な収入源を提供し、地域社会に貢献しています。
ウェルカムダンスや歌も披露してくれてます。
ビーズ製品は手作業で作られており、非常に細かく繊細な作業を分担しています。






ジラフセンター野生動物の観察
ビーズ工場の後はジラフセンターです。
- 12:50・・・KOBE TOUGH beads & leather出発
- 13:05・・・ジラフセンター到着
すでに13時です。
この時点でガイドにクレームを言いました。飛行機の時間もあり、遅くても14時にはホテルに戻らないといけないと。。他のツアー参加者もいる中で、なんとかしてくれと伝えると、「この後、カフェに行く予定だったが、それはスキップして、ジラフセンターに行き、ジラフセンターが終わり次第、ジラフセンターにタクシーを呼ぶから、それでホテルに戻るのはどうか?」と提案を受けました、
まず、この後予定にないカフェ?という疑問もありますが、とにかく、予定をこなして、いち早くホテルに戻りたいので、その提案を受けました。
そもそも、ガイドの要領が悪すぎるのと、予定の無い所へ行っているので、予定通りに行くわけがありません。
時間通りにいかないツアーほど、最悪なものはありません。
ジラフセンターとは?
ナイロビのジラフセンターは、ケニアの首都ナイロビにあるキリン保護施設です。特に、絶滅危惧種であるロスチャイルド・キリンの保護・育成を目的としており、訪れた人はキリンに手から餌をあげたり、キリンと対面できる展望台などからキリンを観察したりすることができます。
ジラフセンターです。

入場ゲートです。
ケニア在住者以外:1,500ケニアシリング(約1,700円)
ケニア在住者:400ケニアシリング(約450円)
在住者と在住者以外で、大分値段が違いますね・・日本も見習いたい所です。

早速ジラフパークの方へ進みます。

入口でキリン用の餌を受け取ります。

餌をキリンの口に直接入れるようにあげます。
キリンが舌を出してくるので、その上に餌を置く感じです。


ちょっとした休憩所もあります。

こちらですべての行程が終わりました。
- 13:35・・・ジラフセンター出発
- 14:08・・・ホテル到着
ジラフセンターはクイックに回り、他のツアー参加者に別れを告げ、ジラフセンターをあとにしました。
出口にガイドが用意していたタクシーが着いており、それに乗車し、ホテルへ向かいました。
ケニアの国旗に似た昆虫
ジラフセンターの柱に昆虫がいましたが、ケニアの国旗そっくりな昆虫でした。


ガイド
ガイドは最悪でした。初心者?と思える程ひどかったです。ナイロビ国立公園への入場に30分以上待たされることから始まり、ツアーの行程に無い所へ行ったり、何と言っても全く時間を守れないというガイドでした。
こちらは、飛行機の時間やお土産を購入する時間も加味して、朝早くから始まり、昼頃には終わるツアーを選んでいるにも関わらず、あのまま進んでいたらホテル戻りは15時過ぎだったと思います。(予定では、ホテル12時戻り)
費用(ツアー外費用)
ツアーに含まれるもの/含まれないものは以下になります。

今回、ツアー代以外にかかった費用は、
- ナイロビ国立公園入園料$45(約6,600円)
- 象の孤児院$20(約3,000円)こちらは、入園料というより、寄付という形になります。必ずかかります。
チップ
今回チップを払ったケースはありませんでした。
そもそも、ガイドが最悪でしたので、チップを払う気にもなりませんでした。
おまけの最悪な出来事
ガイドの要領が悪いせいで、全く持って予定通りに進まず、ツアーを途中で抜けて、最後のジラフセンターが終わり次第、タクシーでホテルに戻ることになりましたが、ガイドの計らいで、ホテルに戻った後に、空港までその車で無料で送ってくれるとのことでした。
ホテルに到着後はBoltでタクシーを捕まえて、空港に行こうと考えていましたので、ありがたく提案を受けました。
ここからがトラブルの始まりです。
運転手は気の良い女性で、和やかにホテルまで連れて行ってくれました。ホテルで荷物を受け取る間も、「ゆっくり準備してね」などの声をかけていただき、親切な運転手でした。
ホテルで荷物をピックして、再度車に乗り込んで空港へ出発します。
出発してまもなく、金銭の交渉が始まりました。「???」無料で空港まで連れて行ってくれるんじゃないの?
私が運転している時間は何もできないから、タクシー代として往復$30払ってねと・・・$30??(約4,500円です)
Boltでどんなに高くても、片道$7(約1,000円です)、往復$14(約2,000円です)
空港まで無料で連れて行ってくれる!とのことでありがたくタクシーでホテルに戻り、その足で空港まで連れていってくれることを受け入れましたが、そんな請求をされるなんて、なんだか胸糞わるい感じです。しかも片道だけでなく、往復分払えと・・
いまから車を乗り換えるのも面倒だし、少し高いBoltに乗ったと思えば良いかと思い$15(約2,200円)くらいで手打ちしました。
降りる間際には、チップでプラス$5(約700円)ちょうだいと言う始末・・良い話には、裏があります。
せっかく良い思い出のケニア旅行でしたが、最後の最後にツアー含め嫌な思いをしました。
まとめ
ナイロビの半日市内観光ツアーでした。
ナイロビの主要観光地を網羅できました。
ツアー全体としては、最悪でした。
ガイドは初心者、時間を守れない、というツアーとしては、ありえませんでした。
それもそうです。予約時のレビューは全体的に見て悪く、レビューも少ないです。
GetYourGuideでツアーを選ぶ際の重要な点は、ツアーをこなしている件数が多い&評価が高い&口コミがよい、という点です。
今回のツアーはまさにその逆でした。

予約時にツアーを選択する際の注意点として、以下を注意することが大事だと思います。
- そのツアーがこれまでも多くのツアー実施経験があるか?
- 口コミが多く、星の評価も高いか?5段階中いくつになっているか?
- 口コミの内容も読んで判断する
値段が安いには、それなりの理由があると思います。
少し割高でも、評価が高く、口コミも良いツアーを選択することが大事です。
ナイロビの半日ツアーに参加される予定がある方は、ぜひ参考にしてください。