今回ランドクルーザー70再再販モデルの再受注枠で注文できましたので、その際の各販売会社の割当数や購入条件、納期をレポートさせていただきます。
ランクル70とは?
ランドクルーザー70(ランクル70)は、1984年から販売されているタフで悪路走破性に優れた本格的なヘビーデューティーSUVです。1984年の登場後、一度生産が終了しましたが、その伝統的なデザインや走破性が根強く支持され、2023年11月にパワートレーン、操縦安定性、安全性能などをアップデートして国内で再販されたモデルです。
ランクル70再再販モデルとは?
ランドクルーザー70の「再再販モデル」は、2023年11月に日本国内で限定的に発売されたモデルです。1984年登場の本格的SUVであるランクル70は、一度2014年に30周年記念で再販されましたが、今回が2度目の復刻となりました。2023年の再再販モデルは、バンタイプのみの設定で、丸目ヘッドライトの復活や安全装備の充実、MTから6速ATへの変更、新開発のディーゼルエンジンへの換装などが特徴です。
ランクル70再再販モデルの価格は?
- 新車価格:480万円。
- 発売日:2023年11月29日。
- グレード:1グレード展開で「AX」というグレードです。
- 特徴:復刻版では4ドアバンモデルのみの設定で、エンジンがディーゼル化され、6速ATが搭載されているほか、安全性能も向上しています。
ランクル70再再販モデルを購入するのは難しいのか?
ランドクルーザー70の再再販モデルが買えないのは、発売直後の注文殺到による受注停止と、生産台数が需要に追いつかない供給不足が主な理由です。新車は多くの販売店で現在も受注停止中です。
■買えない理由
・注文殺到による受注停止:
2023年11月の再再販モデル発売後、予想をはるかに超える注文が殺到し、短期間で受注停止となる
・供給不足:
限定生産であることや、半導体不足・サプライチェーンの問題が生産に影響し、需要に対して供給が追いついていない状況です。
■今後の見通し
・受注再開の可能性:
一部の販売店関係者からは、2025年夏ごろ、または2025年11月以降に次の生産枠分の受注が再開される可能性が指摘されています。
・バックオーダー消化中:
受注停止後、バックオーダー(未納入の注文)を抱えたまま消化中のため、すぐに受注が再開されない可能性があります。
■その他
・新車の納期:
もし受注が再開された場合でも、納車まで数年単位の時間がかかることが見込まれます。
・中古車価格の高騰:
新車が手に入らないため、中古車市場でも価格が高騰しており、購入を希望する場合でも現実的な価格では入手が難しい状況です。
私とトヨタとの関わりは?
まず、私はトヨタで車を購入したことは有りません。トヨタ車は乗っていますが、中古ディーラーで購入しています。また、車検や整備もトヨタでお願いしたことはありません。
2023年のランクル70再再販時に欲しいと思い、初めて訪れたのが最初です。もちろん顧客ではないので、抽選すらできずにその時は終了しました。
その後、ちょくちょく再販状況を確認する程度にお店を訪れるようになり、担当者の方とも話をするようになりました、
待っている間に車検も迎えましたが、本命の70が来るまで特に乗りたい車も無いため、「気長に待ちます」と伝え時が来るのを待っていました。
購入できた経緯を時系列で整理
では、購入できた経緯を時系列で整理します。
●9月3日(水):日中に担当から電話を受ける
・・・明日受注抽選がある為、申し込みするかの確認(買える確約なし)
●9月4日(木):日中に担当から電話を受ける
・・・購入できる可能性があり、今日か明日にお店に来て欲しいとの連絡
●9月5日(金):お店へ行く
・・・購入条件を確認、誓約書的なものにサインして、注文できた
●9月7日(日):お店へ行く
・・・申込金を支払いに行く(50万~100万程度)
●9月中:お店へ行く
・・・車庫証明などを持参
購入条件とは?
気になる購入条件ですが、トヨタ側としては、客の属性、特に「転売しないか?」という点を特に強調しておりました。その中で確認された点は以下です。
- 買い増しでは無いか?(増車?)・・転売される可能性がないか
- 買取査定及び買取をトヨタでお願いしたい・・転売対策
- メンテナンスパックに加入してほしい・・継続的に転売していないか確認?
- 会社の謄本の提出(私は会社員です)・・・反社対策?
メンテナンスパックは下記のとおりです。
車検が付いているものは金額が高いです。安いもので、40,000円行かないくらいです。

購入条件の中で、支払い方法の条件はありませんでした。現金でも残価でもOKです。
ちなみに、巷で話題になっている残価で支払う方は、全体の6割程度だそうです。(想像以上に多い印象です)
買取査定に関しては、もちろん他社と比較をすることは可能です。比較した見積をトヨタにも提示してほしいとのことでした。もしかしたら、そこに合わせてくれる可能性もあるのか?という印象でした。
こちらとしては、少しでも高く買い取り査定をしてほしいので、他社見積もりと比較してトヨタが安かったらもちろん他社見積で買取を依頼するつもりです。
カスタムパーツなども特にこれをやってくれなどは有りませんでした。全くカスタムしなければ、車体価格と税金のみで購入できるようです。
ヒアリングされた内容は?
ヒアリングされた内容です。
- 個人使用か?
- 年間の走行距離は?
- 勤務している会社名に関する内容
- 今乗っている車の車検先は?
- 支払い方法は?現金?残価?
まあ、転売対策をするという意味でも、売る人を選ぶことには、賛成です。
販売会社の割当はどのくらい?
気になる販売会社の割当数です。私の購入エリアは東京です。販売はトヨタモビリティ東京株式会社です。
トヨタモビリティ東京とは
トヨタモビリティ東京とは、東京で「トヨタ」の販売ネットワークを統合・変革し、トヨタ車やレクサスの新車販売、中古車、レンタカー、カーシェア、保険、携帯電話販売など、自動車に関する幅広いサービスをワンストップで提供する、トヨタ自動車直営のディーラーです。2019年4月に設立され、顧客の利便性向上とモビリティサービスの提供を目指しています。
■店舗数
ーTOYOTA店舗:179ヵ所(中古車展示店舗:20ヵ所、GR Garage:4ヵ所含む)
ーレクサス店舗:25ヵ所
計204ヵ所
今回トヨタモビリティ東京で割り当てのあった台数は、
ランクル70:128台
ランクル250:230台くらい(うる覚えです。250の方が台数が多いです。)
めちゃくちゃ少ないです。トヨタモビリティ東京でも各店に1台の割当も無いようです。
抽選はどう行われる?
販売店によって違うと思いますが、私が購入できた店舗では、担当者が購入したいお客様を一人選びます。
トヨタ内で枠を販売する時間が決まっており、販売時間になると同時に申し込みをします。
販売各社の担当者が申し込みをし、運よく128台の中で枠を確保できれば抽選に当選ということになります。
【例】
・トヨタ内販売スタート:10:00
→10時と同時に、担当が申し込み
→申し込みに通ると当選
私を担当していただいた販売店は、10人が申し込みをし、確保できたのが1台だそうです。
枠はなんと1分で埋まったとのことでした
納期は?
納期は、2026年1月~3月です。
こればっかりは気長に待つしか無いですね。
実際の注文書
実際の注文書はこちらです。
・車体価格:4,800,000円
・税金・保険等:332,170円
・リサイクル法関連費用:12,640円
計5,144,810(最安で諸費用込みでこれくらいかなと思います)
ナビやETCは付いていません。フロアマットなども付いていません。
これに私がやりたいカスタム費用を加えると最終的に7,000,000円行かないくらいになりそうな感じです。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
大人気のランクル70再再販モデルの再受注で購入できた記事でした。欲しいと思っているかたは多いと思います。しかしながら情報が錯綜していて、実際に割当がどのくらいあったのか?購入条件は?など不明な点も多いと思いますので、私が購入できた経緯をレポートさせていただきました。
一言で言うと、上顧客でない限り、本当にこればっかりは「運」かなと思います。
まずは、担当者の申し込みの枠に入ること、そこから担当が申し込みをして、抽選に受からないと行けません。
なんせ、私が申し込んだ販売会社でも10人の営業が申し込みをして、1人しか確保できていないという確率・・
狭き門ですが、購入できる権利を得られたことは本当にうれしい気持ちになりました。
注文は既に終えていますので、後は気長に納車まで待つことにします。
既に購入された方は、引き続きランクルのある生活を楽しんでいただき、これから購入したい!という方は、抽選に受かることを祈っております!コツは、適度に販売会社に顔を出すことと気長に待つ!ということかなと思います。