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Ironman Santa Cruz2024 参戦記

海外旅行情報

全体のスケジュール

  • 9/6(金) 羽田 16:25-サンフランシスコ 10:05・・・サンフランシスコ観光(⚾アスレチックス観戦)
  • 9/7(土)サンフランシスコ⇒サンタクルズへ移動・・・レース前日
  • 9/8(日)Ironman Santa Cruz レース
  • 9/9 (月)サンフランシスコ 9:30-ロサンゼルス 11:10・・・(⚾ドジャース観戦)
  • 9/10(火)ロサンゼルス観光 ・・・(⚾ドジャース観戦)
  • 9/11(水) ロサンゼルス 00:55-9/12(木)羽田 4:45

Ironman Raceとは?

世界最大規模&最古のロングディスタンス・トライアスロン・シリーズで、
「Anything is Possible(不可能はない)」がテーマの、究極のエンデュランスレース。

IRONMANは、世界22ヵ国で年間40大会開催されている、世界最大規模&最古のロングディスタンス・トライアスロン・シリーズ。レース距離は以下のとおり。

SWIM:3.8KM
BIKE:180KM
RUN:42KM

総合順位もつくが、早くから5歳刻みの年代別(エイジグループ)カテゴリーごとに順位を競う考え方が浸透、生涯競技を楽しめるマスターズスポーツとして成立している。

その人気は、発祥国アメリカにとどまらず、世界各地域で独自の発展を見せており、特にヨーロッパ(ドイツ、スイスなど)、オセアニア(オーストラリア&NZなど)では、それぞれが「本場」と呼べるほどの人気を誇る。

特筆すべきは、このレースがプロの競技としてよりむしろ普通の人が参加しているレースとして、多くの人に愛されているということ。もしかしたら、あなたと同じ街に住む、同じような世代の人も、厳しいトレーニングを積んで、この超人レースに挑んでいるかもしれない。
IRONMANのテーマは「Anything Is Possible」。毎年多くのアスリートが、これを身をもって証明している。

今回は、その半分の距離のIroman SantaCruz70.3に参戦してきました
距離はIronmanRaceの半分

SWIM:1.9KM
BIKE:90KM
RUN:21KM
です、

日本からはどうやって自転車を運ぶの?値段は?

自転車輸送に関しては、こちらをご覧ください。

Santa Cruzはどこにある?

SantaCruzは、サンフランシスコから車で約1時間です。

SantaCruzはスケートボードブランドで有名です。
1973年設立、カリフォルニア州北部、サンタクルーズ発信の老舗スケートボードデッキブランド、SANTA CRUZ SKATEBOARDS(サンタクルーズ スケートボード)。
アーティスト、Jim Phillips(ジム・フィリップス)が80年代にデザインした、スクリーミングハンドは今もなお受け継がれ、サンタクルーズの象徴となっている。
デッキのクオリティーにも定評があり、常に新しいことに挑戦し続けている間違いないブランド。

街中にはスケートボードショップが多数あり、SantaCruzのスケートボードも販売されています。

大会会場とホテル 位置関係は?

Iroman SantaCruzはコンパクトにまとまっている大会になります。
ホテルをビーチ沿いに予約してしまえば、選手登録会場は目と鼻の先になります。

今回宿泊したホテルは「FireSide Inn By the Beach」です。
https://www.firesideinncalifornia.com/
近辺のホテルに比べリーズナブルで、駐車場も無料、スタッフもフレンドリーです。
大会参加の際はオススメします。(※古いホテルです・・コスパ重視で気にしない方は・・)

コースは?

SWIMコースです。
ピア(桟橋)をぐるっと一周です。

少し入り組んだ形になっていますが、難しいコースではありません。
アップダウンは適度にあります。

海岸沿いを走るコースですが、ずっと海が見えるわけではありません。

レース前日 スケジュール

9月7日(土)レース前日(実際の行動)
9:20  ・・・サンフランシスコダウンタウン出発
11:30・・・・選手登録@Depot Park 
(オフィシャルの時間は、下記時間内ににチェックインする必要があります)
9月6日(金)PM2時~PM7時
9月7日(土)AM9時~PM4時
12:00・・・・Bikeを組み立て@FireSideInn
13:00・・・・ホテルチェックイン(入室)
13:30・・・・バイクチェックイン@Depot Park
(オフィシャルの時間は、下記時間内ににチェックインする必要があります)
9月7日(土)AM9時~PM4時30分

14:00・・・・選手説明会参加@Depot Park(全て英語です)
14:30・・・・ビーチへ@Cowell Beach 徒歩10分程度
15:50・・・・一旦ホテルへ@FireSideInn
16:10・・・・スーパーへ買い出し(車で5分)
16:40・・・・Panda Expressで食事を買う(晩御飯&翌日の朝食)スーパーと同じ敷地内にあります。
16:50・・・・SantaCruzダウンタウンへ verve coffee roastersへ
17:00・・・・サーフショップ@SantaCruz DownTown
17:50・・・・晩御飯 & ビール@FireSideInn
18:30・・・・SantaCruzボードウォークへ
18:50 ・・・・Hoppy Hour @ギルダズ Pier
19:40・・・・ホテルへ
準備
22:00・・・・就寝

レース前日 登録編

レース前日は登録及び説明会に参加します。
早朝にサンフランシスコを出発し、選手登録会場のDepot Parkに向かいます。
こちらがIronman Villageです。オープン時間は以下です。

DatesHours
Friday, September 6, 20242 PM – 7 PM
Saturday, September 7, 20249 AM – 4 PM
Sunday, September 8, 20248 AM – 4 PM

こちらがイベントTシャツです。
$44.95(6,500円程度です)

選手登録をします。事前にQRコードが送られてきますので、QRとID(パスポート)を見せて登録します。
こちらでリストバンドを腕に巻いてもらいます。

参加賞のトランジションバックです。

こちらも参加賞のTシャツです。

登録会場はこんな感じです。

続いてBikeチェックインです。

ペットボトルの有無やヘルメットチェックは有りませんでした。
リストバンドとバイクに貼っているステッカー類の番号を照合して入ります。
こちらは選手以外の入場は禁止されています。

13時30分時点でこれだけの台数があります。この時点で1,500台くらいのバイクが預託されています。
圧巻の台数です。

最終は2,500台くらいになるようです。

BIKEを置いた後、出口付近で計測チップをもらいます。これを無くすとレースに出ても、計測されませんので、細心の注意で保管します。(私はすぐに足に巻き付けます)

Storeでは、色々なグッズが販売されていますが、こちらはカラフルなトライスーツです。

ビーチへ下見に行きます。

ブイが立てられています。奥に見える桟橋をぐるっと一周です。

ピア(桟橋)の下にはアザラシがたくさんいます。

レース前日 晩御飯編

海外レースとなると困るのがご飯です。日本と違って米のある店も少ないですし、あったとしても円安なので、レストランに入るには勇気がいります。
そんな時に頼りになるのが「PANDA EXPRESS」です。ホテルから車で数分の所にスーパーと併設でありましたので、レース前日の晩御飯とレース当日の朝食を買いました。

位置関係はこんな感じです。

こちらがSupermarketの「SAFEWAY」です。
何でもそろいます。

レース中のドリンクを購入しました。

こちらがPanda Expressです。

頼み方は、まずBOWLかPLATEを選びます。

BOWLとは、日本で言う牛丼の持ち帰りの器に、
❶ご飯orチャーハンor焼きそば(チョーメン) を選ぶ
❷上に載せるおかずを選ぶ    以上です。  (1300円くらい)

PLATEとは、日本で言う幕の内弁当サイズのプレートに
❶ご飯orチャーハンor焼きそば(チョーメン) を選ぶ
❷上に載せるおかずを2品選ぶ    以上です。 (1,500円くらい)

上に載せるおかずの種類が増えるごとに、値段が上がっていきます。

こちらが値段表です。

おかずは10種類くらいから選びます。

こちらがBOWLです。
私が選んだのは、焼きそば(チョウメン)&モンゴリアンチキンです。

レース当日 スケジュール

  • 5:30 ホテル出発 徒歩
  • 5:50 トランジションエリア到着
    Bikeの空気やボトルにドリンクなどを入れる
    RUN用のシューズやウェアをBIKEの下に置いておく
    (オフィシャルの時間は、下記時間内ににチェックする必要があります)
    9月8日(日)AM5時~AM6時30分
  • 7:00  SWIMスタート
  • 15:00  競技終了
  • 16:00 BIKEピックアップ&ホテルへ
  • 16:30~ BIKE梱包
  • 18:10 夕御飯を買いに昨日同様パンダへ出発
  • 19:00  ホテル着&夕御飯&ビール
  • 仮眠2時間
  • 22:00  Board Walk沿いのナマステグリルでビール
  • 22:25  Board Walk出発
  • 23時過ぎ就寝

レース当日 BIKEセッティング

レース当日の朝はこんな感じです。2,000人以上が参加しますので、人が多いです。
ちなみにトランジションはこちらで全て完結します。

  • SWIM後:こちらに戻ってきて、BIKEピックアップしてBIKEパートへ
  • BIKE後:こちらに戻ってきて、RUNパートへ
  • RUN後:こちらに戻ってきて、BIKEピックアップして終了

BIKEセッティング後は、ウェットを着用し、裸足でSWIM会場へ向かいます。

レース直前 ワンポイント

ここからは写真はありません。
まずは天候です。
曇り予想です。
注目してほしい点は気温です。
13??? もう一度言います。13℃!!!
そうです。西海岸だからと言って侮っていました。朝晩は冷え込みます🥶
日本の9月のノリで来た挙句、西海岸だから過ごしやすいし、日中は暑い!と思っていましたが、西海岸の早朝をなめてはいけません。激寒です。長袖はもちろん、ハープパンツも寒いし、サンダルでも靴下が無いと冷えます。
会場に行くまでの格好もあったかくしていった方が良いでしょう。
ちなみにレース後はめちゃくちゃ暑いです。着て行った洋服は、手荷物になりますが、寒さを我慢するよりかは、あったかい恰好で向かいましょう。

もしIroman SantaCruzに参戦するよと言う方にアドバイスをすると、

  • 会場までの格好は温かく、靴下を履いていった方が良いので、ビーサンよりかはサンダルをオススメします。
  • ウェットスーツはフルスーツがマストです。(ロンジョンはいません)
  • ソックスやヘッドキャップ(ウェットスーツ素材のキャップ)の方も多数いました
  • SWIMは自己申告制のWAVEスタートです、遅めの人はスタートの号砲が鳴ってから、40分~50分後のスタートとなり、冷えます。待ち時間はひたすら待ちです、早めにスタートしてしまうことをオススメします。

SWIM編

BIKEセッティングが終われば、SWIM会場へ向かいます。
SWIM会場へは、CAPとゴーグルのみを持ち、向かいます。
10分程度歩きますが、ビーサンやサンダルは不要です。

いよいよスタートします。
スタートはWAVEスタートです。
5分毎の自己申告制です。30分以内にゴールできる人、35分以内、40分以内、と言った感じです。
5秒程度毎にスタートしますが、何しろ2,000人オーバーのレースです。後方スタートの方は、40分~50分後のスタートになります。私も45分以内の所にいたところ、実際にスタートできた時間は、スタートから50分後です。
スタートしてから50分間、寒い中待ちぼうけです。
おススメは、少しでも早いところからスタートすることをオススメします。最後の方だと、待ち時間で寒くなることに加え、周りに人もいなくなり、孤独に泳ぐことになります。焦ることにも繋がるので、普段は遅い人でも、早めにスタートすることをオススメします。WAVEスタートですので、人もまばらで、たとえ遅くても問題ありません。

BIKE編

SWIMから上がると、10分程度歩き、トランジションへ向かいます。
ここでも注意点です。
水温が低い上に、気温も上がっていませんので、極寒です。どうすることもできませんが、私はSWIMから上がってトランジションエリアまで行く間、寒すぎて震えが止まりませんでした。このままBIKEに乗ったら寒さで耐えられるんだろうかと何度も思いました。会場に来るまでに来ていた長袖を着てBIKEに乗ろうかと思ったくらいです。

結局、トライウェアでBIKEパートに移りましたが、スタート開始時点は、本当に寒かったです。
体も濡れていて、風にあたるので、寒さとの戦いでした。段々日が上がってくると、それも忘れるようになりました。なので、これは我慢しかありません。

こちらは獲得標高です。
適度にアップダウンがあります。
全くスピードが出ないような坂道がいくつかありました。
逆に坂道で60km以上出るくらいの下り坂もあります。

日が出てくると、今度は暑さとの戦いになりますが、日本の暑さほどではないので、BIKEパート中は比較的快適に過ごせます。

RUN編

最後のRUNです。この時間になると暑さMAXですが、最高気温も28℃~30℃くらいです。
でも直射日光ですので、暑いです。暑さとの戦いです。
途中、エイドでは氷などもありますので、冷やしながらゴールを目指します。
途中、砂の上を走ったりもします。

GOALへ

最後のRUNでは暑さと闘いながら、ゴールを目指します。
最後は、Ironmanレース特有の「You are an Ironman!」と言われながらゴールします。
メダルをかけられ、チップを外され、Finisherキャップをもらって終了です。
レース後は、休むと動けなくなるので、そのままトランジションエリアに向かい、BIKEをピックアップし、ウェットスーツなどを片付けて、ホテルへ向かいます。

まとめ

Iroman SantaCruz70.3の参戦記でした。
Iroman SantaCruzはコンパクトにまとまっており、選手登録会場やバイクチェックイン、トランジションエリアからSWIM会場、ゴールまでが一つのエリアでおさまっているので、選手にとっては動きやすい大会です。
はるばる海外から来た選手にとっても、土曜日入りでゆっくり登録やチェックインができるので、ありがたいです。

たまに、SWIM会場が離れていたり、BIKE会場がシャトルバスでないと行けない等の大会がありますが、それに比べると断然こじんまりとしており、良い大会でした。こじんまりと言っても2,000人オーバーの大会なので、規模としては大きい部類のIronmanだと思います。

注意したい点としては、やはり寒さ対策です。朝晩の寒さは日本の冬に相当します。真冬の海に入るようなものなので、覚悟が必要です。最低でも、ロングのウェットスーツが必要です。グローブ等の防寒対策があれば尚良しです。

逆に日中は暑くなります。BIKEもRUNも暑さとの戦いになるので、くれぐれも朝晩寒いからと言って、長袖を切るような真似はしないでください。後悔します。

サンフランシスコから車で2時間程度の距離にあり、西海岸のレースになります。レース終了後は、サンフランシスコに観光に行ってもよし、そのまま南下して、ロサンゼルスに行っても良し、70.3の距離だからこそ、あまりダメージを受けることなく、次の日の観光に回せるのも、Ironman70.3の魅力です。

ちなみに、レース後の私のスケジュールはこんな感じでした。
せっかく西海岸に来たら大谷見たいですよね。2試合見て日本に帰りました。
余談ですが、山本VS今永の試合を見れたのは幸運でした。

  • 9/8(日)Ironman Santa Cruz レース
  • 9/9 (月)サンフランシスコ 9:30-ロサンゼルス 11:10・・・(⚾ドジャース観戦)
  • 9/10(火)ロサンゼルス観光 ・・・(⚾ドジャース観戦)
  • 9/11(水) ロサンゼルス 00:55-9/12(木)羽田 4:45

Iroman SantaCruzに興味のある方は、ぜひこちらを参考にして、レースに参戦していただければと思います。

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