2026年の年始にキューバに行ってきました。その体験をもとに、これからキューバへ行こうとしている方への情報源となれば良いと思っています。キューバに行こう!と思ったその日から準備は始まります。では、実際に何を準備すれば良いか、不明な点ばかりかと思いますので、私が実際に行った体験版として、解説させていただきます。
これを読めば、キューバに行けます!
キューバに行くまでにすること、やることリスト
キューバへ行くまでにすることは、下記になります。
- 航空券の準備
- ビザの準備
- (超重要)キューバ渡航後に、アメリカへ入国を考えている人はアメリカの観光VISA(B2ビザ)の取得が必要
- キューバ入国の際に準備するもの
- ホテル予約(ホテル/カサ/airbnb)
- 移動の事前予約
- SIMカードの事前購入
- VPNの準備(アメリカのサイトを見るには、VPNが必要)
- 両替
- トイレットペーパーの準備
- 虫よけの準備
- 電源タップは?
航空券の準備
まずは航空券の準備です。
日本からの直行便はありません。カナダ経由、またはメキシコ経由が一般的です。
主要な行き方(経由便)
日本(成田や羽田、関空など)からキューバの首都ハバナ(ホセ・マルティ国際空港)へは、主に以下のルートが利用されています。所要時間は乗り継ぎ時間を含め20時間以上かかることが一般的です。
- カナダ経由:エア・カナダなどを利用し、トロントやモントリオールで乗り継ぐルートです。比較的スムーズな接続が見込めます。
- メキシコ経由:アエロメヒコ航空などを利用し、メキシコシティで乗り継ぐルートです。
- ヨーロッパ経由:エールフランス(パリ経由)、ターキッシュ エアラインズ(イスタンブール経由)、KLMオランダ航空(アムステルダム経由)などの航空会社を利用するルートもあります。
ちなみにアメリカ経由も便はありますが、アメリカの規制により、観光目的の渡航には制限がある場合があるため、注意が必要です。
カナダ経由が最も所要時間が短いです。
乗り継ぎ後の所要時間は、トロントからは3時間30分、メキシコ・シティからは2時間30分、カンクンからは1時間30分となります。
私が行った行き方は、
成田ーメキシコシティーカンクンーハバナ(キューバ)ーマイアミーロサンゼルスー羽田 です。
メキシコシティからハバナの直行便もありましたが、ハバナでの滞在時間を優先し、カンクン経由の方が到着が早かったので、カンクン経由で行きました。
ビザの準備
キューバ入国には、E-VISAの申請と申請後にD’Viajerosというオンラインフォームに入力し、QRコードを事前に発行する作業が必要です。
観光目的の渡航の際に必要です。90日間の滞在可能で、1回の入国のみ有効。入国管理局で90日間の延長が可能です。未成年者で両親のパスポートに登録されている場合でも個別のビザが必要です。
申請完了後、営業時間72時間以内にビザコードを含むEメールが届きます。メールに記載のD’VIAJEROS(オンライン出入国カード)へのリンク先で必要な情報を入力してください。入力を終えるとQRコードが生成されますので、印刷するかスマートフォン等に表示し、入国審査の際に提示してください。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
(超重要)キューバ渡航後に、アメリカへ入国を考えている人はアメリカの観光VISA(B2ビザ)の取得が必要
キューバ渡航後に、アメリカへ入国を考えている人は、アメリカの観光ビザ(B2ビザ)を取得する必要があります。
キューバ入国後にアメリカのB2ビザが必要となるのは、過去に「テロ支援国家」に指定されたことがあるキューバへの渡航歴がある場合、ビザ免除プログラム(ESTA)の対象外となるためです。トランプ政権がキューバをテロ支援国家に指定したことがきっかけで、キューバ訪問歴がある場合、たとえESTAの承認がおりていても、その有効性が取り消され、米国入国には改めてB2ビザの申請が必要になります。
これは、今回の旅行でキューバ渡航後にアメリカへ入国しなくても、別のタイミングでアメリカに入国する際は、観光ビザ(B2ビザ)が必要です・
今後アメリカへ入国しない方(今回の旅行のみならず、今後の人生において)
スルーしてください。
キューバ渡航後、アメリカへ渡航予定がある方(今回の旅行のみならず、今後の人生において)
アメリカの観光ビザ(B2ビザ)を取得する必要があります。これが結構大変です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
キューバ入国の際に準備するもの
キューバ入国の際に必要なものは、下記です。
- 有効なパスポート
- キューバビザ、Viajeloの印刷(QRコードが写っているのも)
- 海外旅行保険の証明書印刷(準備したが、結局見せる場面は無かった)
です。
ホテル予約(ホテル/カサ/airbnb)
滞在先も事前に準備できれば、尚良しです。
ホテル滞在を検討している方
ホテル予約(ハバナ)は難しいです。一般的なAGODAやTRIP.com・Booking.comなどでは予約を取り扱っていません。
ハバナのホテル予約はどうしてもできなかったのですが、バラデロは予約できました。
予約方法は、下記の記事をご覧ください。
airbnbを検討している方
唯一、日本から簡単に予約できる方法はairbnbです。キューバの民泊(カサ)に予約が出来ます。
口コミなどから、事前に予約することをオススメします。
私は、日本から事前にairbnbで予約をしました。(現地で探すよりかは割高な気がします)
キューバの民泊(カサ)を検討している方
airbnbで日本から予約できますが、実際現地に行って、直接交渉する人も多いと思います。私は時間が限られており、宿探しに時間をかけたくなかったので、事前に予約をしましたが、カサマークをみて、直接交渉したい!という人は、そのやり方でもOKだと思います。

移動の事前予約
長距離移動を考えている人は、事前に予約をしておくと、心配ないと思います。タクシーや乗り合いバスは交渉の世界なので、少しでもストレスなく、効率的にやりたい方は、事前に予約しておくことをお勧めします。
空港から宿泊先への移動
ハバナのホセ・マルティ国際空港から旧市街(ハバナ・ビエハ)までは、タクシーで約30分、料金は約20USD〜25USD(または相当するCUP)が目安です。airbnbのホストに事前に連絡をして、手配しておくのが現地での交渉も無く、到着後ストレスなく移動することが出来るとおもいます。
- 所要時間: 約30分
- 料金の目安: 約20〜25USD(約5,000CUP程度)
- 乗り方(現地手配の場合): 到着ロビーを出てすぐの正規タクシー乗り場から乗車する。
- 注意点: タクシー内では英語が通じにくい場合があるため、宿泊先の住所をスペイン語でメモしておくとスムーズです。事前に料金を固定できるため、交渉が必要な場合は乗車前に金額を確認してください。
長距離移動
キューバの首都ハバナから、バラデロやトリニダードなど、主要都市に移動する場合は、事前に日本から予約のできるViazulを予約しておくことをオススメします。
Viazulとは?
Viazul(ビアスール)は、キューバ全土を網羅する外国人旅行者向けの長距離バス会社です。主要都市、観光地、空港を結ぶ多くのルートを運行しています。
主な行先とルートは以下の通りです。
1. 主な出発地・目的地(都市・観光地)
- ハバナ (Havana): 中心的なターミナル。バラデロ、ビニャーレス、トリニダードへの便が頻発。
- バラデロ (Varadero): ビーチリゾート。ハバナやサンティアゴ・デ・クーバへの便。
- トリニダード (Trinidad): 世界遺産の古都。ハバナ、シエンフエゴス方面。
- ビニャーレス (Viñales): タバコ畑が広がるエリア。ハバナからの日帰り・滞在。
- サンティアゴ・デ・クーバ (Santiago de Cuba): 東部の都市。ハバナへの長距離便。
- サンタ・クララ (Santa Clara): チェ・ゲバラゆかりの地。
- シエンフエゴス (Cienfuegos): 美しい港町。
- オルギン (Holguín): 東部の都市。
- カマグエイ (Camagüey): 中部の都市。
- バラコア (Baracoa): 最東端の町。
- その他: プレヤ・ヒロン (Playa Giron)、モロン (Morón)、カヨ・ココ (Cayo Coco) など。
2. 代表的な路線・ルート
- ハバナ ⇔ ビニャーレス
- ハバナ ⇔ バラデロ
- ハバナ ⇔ トリニダード (シエンフエゴス経由)
- ハバナ ⇔ サンティアゴ・デ・クーバ (中東部各都市経由)
- サンティアゴ・デ・クーバ ⇔ バラコア
- サンタクララ ⇔ サンティアゴ・デ・クーバ
3. 利用上の注意点
- 予約: 観光シーズンは混雑するため、公式サイトでの事前予約が推奨されます。
- チェックイン: 出発の約1時間前までにターミナルに到着し、チェックイン手続き(チケット交換)が必要です。
- ターミナル: ハバナのターミナルは市内から離れている(Nuevo Vedado地区)ため、タクシー移動が一般的です。
- 空港アクセス: ホセ・マルティ国際空港(ハバナ)からの便も運行されています。
※情報は変更される可能性があるため、最新の時刻表や料金は Viazul公式サイト で確認することをお勧めします。
Vizzulバスの予約方法は、こちらの記事をご覧ください。
短距離移動
短距離の移動は、タクシーを使います。支払いはUSドルが主流です。
キューバのタクシーは、主に観光客向けの公式タクシー(クラシックカー含む)と、地元民向けの乗り合いタクシー(マキナ)の2種類あります。市内の移動は乗車前の交渉制が基本です。クラシックカーの観光チャーターは1時間約25USドル〜40USドルが目安です。
キューバの主なタクシー種類・移動手段
- 公式タクシー・観光クラシックカー: 1940-50年代のアメリカ車。街中の移動や観光用として非常に人気。
- ココタクシー: ココナッツの形をした黄色の三輪バイクタクシー。小回りが利き、市内観光に便利。
- ビシタクシー: 自転車タクシー。近距離の移動やローカルな風景を楽しめる。
注意点・コツ
- 料金交渉: 乗車前に必ず目的地と料金を交渉・確認すること。
- 通貨: 観光客は主にUSドルで支払う。USドル相応のCUP(キューバ・ペソ)でも可
↓ココタクシー

SIMカードの事前購入
キューバのインターネットは脆弱と言われていますが、そこまで気になる程では無かったです。Google Mapも使用できましたし、遅いなーくらいで、特に困ることは有りませんでした。
ちなみに私は日本からSIMカードを購入しました。簡単に購入でき、受け取りも簡単なので、ぜひ日本から購入をオススメします。
SIMについての記事は、下記になります。
VPNの準備(アメリカのサイトを見るには、VPNが必要)
VPNとは、超簡単に言うと、アクセスポイントを変更できるシステムです。通常、私たちが使用する携帯電話の電波発信基地は、日本だと思います。VPNは、こちらのアクセスポイントを変更できるシステムです。例えば、電波発信基地をアメリカにしたい場合、アメリカを選択すれば、アメリカから電波が発信される形となります。
キューバでは、携帯電話からアメリカのサイトを見ることはできません。そのような時に、VPNを使用して、発信基地をアメリカにすれば、アメリカのサイトを閲覧することができます。
Googleなどがそれにあたります。
旅行をする際に、GoogleMapは必需品かと思います、これが使用できないと、非常に不便なので、VPNをインストールしておくと、便利だと思います。
私が使用しているVPNはこちらです。
両替
キューバの両替は、現地になります。両替の準備は必要ありませんが、USドルを現金で準備しておきましょう。USドルは両替用とUSドルで現金払い用で準備しておきます。日本円は持っていてもレートが悪すぎるので、USドルをある程度準備していきましょう。
キューバでの両替のポイントは、どこで両替をするかです。銀行はレートが悪い、闇両替は詐欺にあう、という事前情報が多数です。私は、airbnbのホストに両替をしてもらいました。100USドル=40,000CUPでした。こちらが目安になると思います。
闇両替はレートが良いという情報がありますが、初心者は間違いなく詐欺にあいます。特に多い詐欺は、旧紙幣を混ぜて渡すことです。旅行初心者は、新紙幣と旧紙幣の区別がつなかないので、詐欺られます。注意しましょう。
ちなみにクレジットカードですが、ほぼ使用できないと思ってください。 たまに加盟店では利用可能ですが、米国系のカード(アメリカン・エキスプレスなど)は依然として使用できません。また、通信不安定で使えない場合に備え、外貨現金の持参が不可欠です。
キューバペソからUSドルなどへの再両替は難しいです。必要最小限の分だけをこまめに両替するのが鉄則です。
現在のキューバは経済状況の変化が激しいため、出発直前に外務省の安全対策基礎データなどで最新の運用状況を確認することをお勧めします。
トイレットペーパーやポケットティッシュ・除菌ジェルの準備
キューバのトイレは、日本とは事情が大きく異なり、便座やトイレットペーパーがない場所が多く、使用済みの紙は流さず備え付けのゴミ箱に捨てるのが一般的です。旅行の際は、携帯用ティッシュペーパーや小銭の準備が必須です。
一般的なトイレ事情
- 便座がない: ホテルや一部の高級レストランを除き、多くの公衆トイレでは便座そのものがないことが多いです。
- トイレットペーパーがない: ほとんどの場所でトイレットペーパーが備え付けられていません。そのため、常にポケットティッシュやウェットティッシュを持ち歩く必要があります。
- 紙は流せない: 排水設備の問題(水圧が弱い、配管が詰まりやすいなど)から、使用済みのトイレットペーパーは便器に流さず、必ず備え付けのゴミ箱に捨てる必要があります。これは現地の重要なルールです。
- 有料が多い: 公衆トイレは有料のことが多く、入口に係員がいる場合はチップ(小銭)が必要です。相場は1キューバペソ程度ですが、空港のトイレでさえ有料の場合があるため、常に小銭を用意しておきましょう。
- 設備の不備: 有料であっても、水の流れが悪かったり、ドアの鍵がかからなかったりといった設備の不備は「当たり前」と考えた方が良いでしょう。
対策と持ち物
快適に過ごすためには、以下の準備が推奨されます。
- ポケットティッシュ・ウェットティッシュ: 必須の持ち物です。
- 小銭: トイレ使用料や係員へのチップとして、少額の現金(現地通貨)を用意しておくとスムーズです。
- 携帯用ウォシュレット: 必要に応じて、携帯用のウォシュレットを持っていく旅行者もいます。
- 除菌ジェル: トイレ後に手を清潔に保つために役立ちます。
キューバ旅行の際は、日本のトイレ環境との違いを理解し、準備をしておくことで、トイレに関するストレスを減らすことができます。
虫よけの準備と虫刺され用のかゆみ止め
虫よけが大活躍するのは、「バラデロ」です。バラデロはとにかく蚊が多いです。特に夜は半端ないです。虫よけは必須です。蚊取り線香を持参しても良いと思います。冗談抜きで無防備であれば何十か所も刺されます!
虫よけをスプレーをしていても、刺されると思うので、市販のかゆみ止めを持っておくことをオススメします。
ハバナはハエが多いです。ハエが嫌な人は、対策をしておくと良いでしょう。
電源タップは?
電源タップは日本と同じ2口が使用できました。iphoneも普通に日本と同じようにコンセントを挿して充電できます。
その他、充電する物が無かったので、特に変換器は使用しませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?これからキューバへ行こうと思っている方は、これを読んでおけば、準備はできるはずです。
長期滞在の人は、現地に行かれてから、もろもろ調達するのが良いと思いますが、短期旅行の方は、ストレス軽減・効率のことを考えると、極力日本から予約や手続きをしていくことをオススメします。















