ジャマイカの首都 キングストンとは?
ジャマイカの首都キングストン(Kingston)は、南東部の湾に位置しており、キングストンの背後にはブルーマウンテンコーヒーで有名なブルーマウンテン山脈が聳え立っていいます。郊外を合わせると人口が約100万人のジャマイカ最大の都市で、ビジネス関連のホテルやビルが立ち並びます。
レゲエの故郷としても知られており、キングストンの貧しいスラム街にあるトレンチタウンでレゲエ音楽は生まれました。言わずと知れたボブマーリーゆかりの地も多くあります。
近隣の島国はスペイン語圏も多いのですが、キングストンはアメリカ南部の島国のなかで、最大の英語圏都市ともいわれています。キングストンはその昔は農業中心の都市でしたが、沿岸沿いの機能を生かし商業取引で栄えるようになりました。内陸部とつなぐ貿易の中心都市となり現代に至っています。
ジャマイカ キングストンへの行き方
キングストンへの行き方は、こちらの記事をご覧ください。
キングストンの楽しみ方
キングストンには、多くの見どころがあります。
ボブマーリー博物館はジャマイカに行ったら行くべき場所ですし、ブルーマウンテンにも行くべきでしょう。
また、各所にあるモニュメントやジャマイカでは数多くある壁画を見て回ることも忘れてはいけません。
しかしながら、観光名所は一か所にあるわけではなく、点在しています。
キングストン市内の有名観光場所も全て、離れていますので、効率的に回る為には、
- ツアーに参加する
- レンタカーを借りる
- Uberなどのタクシーを使う
上記が、手っ取り早く網羅できる手段かと思います。
私は、ジャマイカ滞在3日間でしたが、全てレンタカーを借りて、回りました。
キングストンで実際に行ってみて良かった観光地をご紹介
いろんな記事でオススメ観光地が出てきますが、私が、実際にキングストンに行ってみて、良かった観光地をご紹介いたします。
リストで言うと下記になります。
ちなみに時間の関係上、ブルーマウンテンには行けていません・・😢
- ジャマイカサイン
- ボブマーリー博物館
- トレンチタウン・カルチャーヤード
- とある場所の壁画
- ボブマーリー像
- キングストンのダウンタウン(車のみ)
- ナショナル・ヒーローズパーク(時間が無ければ行かなくて大丈夫です)
- Danya’s Coffee Barrel
- Kingston Jerk(ジャークチキンの店)
- ノーマン・マンリー国際空港
- キングストンのスーパーマーケット
です。では、実際にご紹介させていただきます。
ジャマイカサイン
まず、オススメであまり出てきませんが、観光地にはよくその土地の名前のサインがあります。
観光地に行ったからには、サインを写真におさめておきたい方は多いと思います。
キングストンでも、サインがありましたので、ご紹介させていただきます。
まずはこちら。JAMAICAサインです。国旗のカラーになっていて、写真映えするサインです。
こちらは、2025年1月時点では、あまり知られていないサインかと思います。
どこの記事にも載っておりませんでした。
こちらの場所は、GoogleMapには出てきていませんので、目安の場所としてCourtyard Kingstonにしています。
厳密に言うとCourtyard Kingstonの隣りのカフェに行く道の間になります。
決してCourtyard Kingston内にあるわけではございません。
こちらは、ノーマン・マンレー国際空港(キングストン空港)から市内に行く道の途中にあります。
なかなかレンタカーなどを利用しないと、立ち寄って写真を撮ることは難しいかもしれません。
青い空とKINGSTONの文字が最高に映えます。
こちらの地図もGoogleMap上出てきませんので、近くの場所を載せておきます。
ボブマーリー博物館
キングストンへ行く方、ないしはジャマイカへ行く方は、ここを観光場所から外すことは無いと思います。
「ボブマーリー博物館」です。ボブマーリー博物館に関しては、こちらの記事をご覧ください。
トレンチタウン・カルチャーヤード
トレンチタウン・カルチャーヤードはトレンチ・タウンにあります。
キングストン=ノーマン・マンリー空港からは車で30分ほど。
ここはジャマイカ出身のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーが貧しい幼少時代を過ごした場所で、イギリスのチャールズ皇太子も訪れたことがあります。内部にはボブが実際に使った部屋や車、ボブ・マーリーの像などが展示されており、ファンなら必見です。入場料はトレンチ・タウンの環境向上のために利用されます。
ただしこのあたりは治安がよくないスラム街として知られているので、ジャマイカ人のガイドと一緒に訪れる、もしくは、ササっと車で行って写真を撮るくらいにした方が良さそうです。
私は朝の早い時間に行ってので、特に問題ありませんでした。
とある場所の壁画
ナショナルヒーローズパークに向かう途中の道にあった壁画です。
世界の国旗がかかれ、LOVE &PEACEを感じられるような素晴らしい壁画でした。
ボブマーリー像
1945年に生まれ、悪性メノラーマを発症し、1981年に36歳の若さで亡くなった伝説のレゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリーの銅像です。若くして亡くなった彼を悼んで、ナショナルスタジアムで葬儀が行われた後に像が建立されました。像は、国立競技場のそばにぽつんと建っています。1971年に来日したこともあるだけに、音楽好きな人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
ボブマーリー像の近くには、WALL OF HONOURなる壁画もありました。
国立競技場の中には、ウサインボルトの銅像もあります。
キングストンのダウンタウン
ダウンタウンは正直、観客の街歩きはオススメしません、色々なサイトの情報に「危険」と書いてあるので、トラブルを避けるためにも街歩きはオススメしません。
私は、車の中からダウンタウンを通りました。
車の中からでも、ダウンタウンの様子は垣間見えることが出来ましたが、運転しているのがアジア人ということもあり、窓の外から声をかけられたり、車のガラスを叩かれたりしましたので、歩くには危ないなと肌をもって感じました。
それでも、ローカルを味わいたいというチャレンジャーはぜひ挑戦してみてください。
ナショナル・ヒーローズパーク
名前のとおり、キングストンに纏わった多くの英雄の足跡をこの公園で確かめることができます。
1783年に設立されたナショナルヒーローズパークですが、元は多くの国民を湧かせたキングストン競馬場でした。1838年8月2日にジャマイカでの自由を象徴する祭典が開催された場所でもあり、キングストン市民はもちろんのこと、ジャマイカ国民にも愛される場所です。
観光客は、園内の数多くの歴史的出来事の記念碑やモニュメントを目にすることができます。記念碑の中には、第一次世界大戦と第二次世界大戦での戦闘で亡くなった方を称えるものが多く存在します。これが1973年から現在のナショナルヒーローズパーク(国立英雄公園)と称されるようになった所以です。
キングストンの歴史を探ることができる観光スポットであり、現地の方にも神聖な場所として親しまれているナショナルヒーローズパークです。
Danya’s Coffee Barrel
ダウンタウン近く、ハーバーが目と鼻の先のカフェです。
なかなか、朝から開いていて、良さそうなカフェが無い中で、入ってみました。
こちらは大正解でした。中でもジャマイカの名物料理「アキーと塩漬けのタラのサンドウィッチ」は珍しいのもそうですが、味が格別でした。ぜひ行ってみてください!
メニュー表
「アキ―と塩漬けのタラ」のサンドウィッチ、めちゃくちゃ美味でした!
ジャークチキンの店 Kingston JERK
ジャマイカの定番料理「ジャークチキン」を堪能できるお店です。
開放的な作りになっており、ジャマイカのビール「Red Stripe」との相性は抜群です!
ノーマン・マンリー国際空港
モンテゴベイのサングスター国際空港に次ぐジャマイカ第2の国際空港です。
首都キングストンのビジネスセンターまで20分程度とアクセス良好。旅客数60万と、日本の奄美空港と同等、非常にシンプルな空港です。清潔感もあり、不安な感じはしません。レンタカー会社も多く出店していて、私はこちらのIsland Rentalcarにお世話になりました。
搭乗ゲート近くにはこんな遊び心のあるトラックが描かれていました。国旗も並んでおり、最後にジャマイカらしさを感じられるゲートです。
キングストンのスーパーマーケット
スーパーマーケットに関しては、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キングストンは見どころがたくさんありますが、それが点在しているという点が観光のしにくさとなります。
しかしながら、市内ツアーなどもありますし、Uberなどのタクシーアプリも充実しているので、ぜひ行ってみたい場所があれば、チャレンジしていただければと思います。
もし、レンタカーを借りて回るよ!という方がいらっしゃれば、運転には十分注意してください。
注意すべき点としては、
- 道が穴だらけ(深い溝)
- 夕方の渋滞が半端ない(進まない)
- 車が多い
- すぐクラクションが鳴る
- 強引に割り込んでる
お世辞にも、運転はうまくありません、また、道路状況は最悪です。発展途上国の域です。穴を避けて車を左右に振って運転することが当たり前です。スピードを出して、穴に気づかない場合、レンタカー傷つけてしまうこともありますので、運転には十分注意するようにしてください。
ぜひ、安全には留意して、キングストン観光を楽しんできてください!