B2ビザ申請、面接予約時の必要書類・補足書類に関して、解説していきます。
B2ビザ申請の主な流れ
- DS-160オンライン申請書の提出
- 申請料金の支払い
- 面接予約
- 必要書類・補足書類の準備
- 面接の実施
- パスポートの受取
B2ビザ申請書 DS-160の記入方法
B2ビザ申請料金の支払い方法
B2ビザ申請 面接予約方法
【必要書類】B2ビザ申請 面接予約時に必ず必要な書類
こちらは、必ず必要な書類となります。印刷できるものは印刷して全て持参します。
- 非移民ビザオンライン申請書DS-160::事前にオンラインで入力し、印刷したもの。
- 有効なパスポート::米国滞在予定期間に加えて6か月以上の残存有効期間があるもの。
- 過去に発行されたパスポート::過去10年間に発行された、有効期限切れのパスポート。
- 証明写真::5cm×5cmのカラー写真で、背景白色、眼鏡・帽子を着用しないもの。
- 面接予約確認書::ビザ面接の予約が完了していることを示す書類。
- ビザ申請料金の領収書::ビザ申請料金の支払い証明書。
【補足資料】B2ビザ申請、面接予約時の補足書類はなぜ必要か?
B2ビザ(観光ビザ)の必要書類は、申請者が「観光目的で米国へ渡航し、期間内に帰国する」ことを証明するために求められます。具体的には、十分な資金があること、滞在後に必ず帰国すること、そして就労や不法滞在の意思がないことを示す書類(残高証明書、在職証明書、旅行日程表など)の提出が求められ、これらは入国審査官の裁量によって審査されます。
補足書類が必要な理由(目的)
米国で働く意思がないことを証明するため
- B2ビザは就労が許可されていないため、就労目的での渡米ではないことを示す必要があります。
米国での滞在費用を賄えることを証明するため
- 米国で滞在・旅行をするための資金が十分にあることを示すことで、不法滞在や不法就労の可能性を排除します。
滞在期間終了後の帰国を証明するため
滞在期間が終了したら米国から必ず出国し、帰国する意思があることを示す必要があります。
主な補足書類の例
では、目的に沿った補足書類の例を見ていきます。
残高証明書
米国での滞在費用を賄える十分な資金があることを証明します。
直近3ヶ月以内の英文残高証明書で、ドル表示または円建てで発行され、為替レートが記載されているものが望ましいです。取引銀行によって手配は違いますが、銀行窓口・オンライン・コールセンターに電話をして発行します。
私は楽天銀行に依頼をしました。
大体1週間~10日で到着と言われていましたが、9月26日(金)に発行依頼をして、9月30日(火)に到着しました。
残高証明書の残高目安は?
短期滞在ビザ申請にあたり、(300万円以上の年収があり)課税証明書と共に預金残高証明書を提出するのであれば、おおむね100万円以上の口座残高が目安になります。
源泉徴収票、給与明細、在職証明書
安定した収入があり、帰国後に仕事に就く(または復帰する)意思があることを示します。
- 雇用関係を証明する書類:
- 英文の在職証明書(会社名、役職、在籍期間、月給などが明記されたもの)
- 給与明細のコピー
- 源泉徴収票
旅行日程表、宿泊先予約確認書
具体的な旅行計画があることを証明し、不法滞在を目的とした渡米でないことを示します。
旅行日程表(旅程表)について
- 予定している旅行に関する具体的な内容を記載した書類です
- Eチケットのコピーを提出しても問題ありません
- 入国から出国までの毎日、どこに滞在し、何をするかなどを具体的に記載すると良いでしょう
- 個人手配であれば、航空券のEチケットや宿泊先の予約確認書があれば良いでしょう
まとめ
B2ビザ申請の面接時に必要な書類及び補足資料に関して解説させていただきました。
必要書類は、申請をしてしまえば、あとは印刷をすればよいだけの書類が多いですが、補足書類に関しては、会社や銀行に依頼をしないと取得できない書類ですので、早めに依頼することをオススメします。
依頼してから届くまでに長くて10日間くらいかかるケースもあると思います。面接間際に依頼をかけて、取得できなかったということが無いよう、早め早めに動いていきましょう。
また補足書類は結果的に提出しない、使用しないということもあると思いますが、必要書類が無くて申請に通らなかったということが無いように、念には念を入れて準備していくことをオススメします。
これでようやく6行程中の4行程まで終了しました。
次回はいよいよ面接になります。
B2ビザ申請の主な流れ
- DS-160オンライン申請書の提出
- 申請料金の支払い
- 面接予約
- 必要書類・補足書類の準備
- 面接の実施
- パスポートの受取